
企業SNSを運用していて、「SNSを伸ばすにはアルゴリズム攻略が必須」「アルゴリズムが変わって大変」という言葉を見聞きしたことはありませんか?
しかし、そもそも「アルゴリズム」はどんなもので、果たしてなぜ、重要視されているのでしょうか?
この記事では、アルゴリズムの基本から、アルゴリズムを元に表示回数を増やすためのポイントを解説したうえで、アルゴリズムに振り回されない本質的なSNS運用の考え方もあわせてお伝えします。
目次
SNSの「アルゴリズム」って何?

SNSにおける「アルゴリズム」とは、数ある投稿の中からユーザーが喜びそうなものを自動で選ぶ選別ルールのことです。
InstagramやX(旧Twitter)などのSNSには、毎日数えきれないほどの投稿がされていますが、ユーザーは[背景黄色]供給されるコンテンツをすべて見ることは到底できません。
そこでプラットフォーム(Instagram・Xなど)側が自動的に行っているのが、「この人には、どの投稿をどの順番で見せるか?」の仕分けです。
その仕分けの判断基準、つまりルールのことを、一般的にアルゴリズムと呼んでいます。
ユーザーに長く滞在してもらうための仕組み
ちょっと見るつもりが、オススメに似たジャンルの投稿が次々と表示されて「ついつい長時間見てしまった…」という経験はありませんか?
それは、アルゴリズムがあなたに楽しんでもらい、より長く滞在してもらうために、好みに合いそうな投稿を選んで届けているからかもしれません。
プラットフォーム運営側は「ユーザーにできるだけ長く、楽しくアプリを使ってもらうこと」を目指しています。
そのため、ユーザーが「もっと見たい」と反応し、アプリを開き続けるきっかけを作る投稿は、一般的に「良質なコンテンツ」と判断される傾向にあります。
一方で、ユーザーが不快に感じるような、過度な宣伝などは表示順位が下げられる可能性もあります。
【SNS別】表示回数を増やすためのポイント

各SNSには、それぞれ異なる「好まれる投稿の傾向」があります。
プラットフォームごとの特徴を押さえて、効率よくリーチを伸ばしていきましょう。
Instagramは重要指標として、「視聴時間」「リーチあたりのいいね数」「DM共有数(シェア数)」の3つが挙げられています。
つまり、「もっと見ていたい」「この人に送りたい」と思わせる投稿が、アルゴリズムから高く評価される傾向にあります。また、後で見返したくなるような「保存数」の多い投稿も、引き続き重要な指標のひとつです。
「どんな投稿がこれらの行動を引き起こすのか」を考えることが、Instagramでの発信戦略の出発点になりそうです。
X(旧Twitter)
X(旧Twitter)では、よりリアルタイムでパーソナライズされた表示がされるようになっています。
投稿直後の反応の速さが、その後の拡散に大きく影響する点は変わりません。
リポスト・返信・いいねの反応の中では「返信(リプライ)」の重みが大きく、会話が生まれる投稿は評価されやすい傾向にあるようです。
長文ポストやスレッド形式も滞在時間が伸びやすくなるという点では評価につながるとされています。
TikTok・YouTubeショート
ショート動画においては、「視聴維持率(どれだけ長く・最後まで見てもらえたか)」が重要な評価指標のひとつとなっています。
より長く見てもらうために、スクロールする手を止めるための冒頭数秒のインパクトが大切になってくるでしょう。
Instagram同様、何度も見返したくなる中毒性や、思わず誰かに送りたくなるような「シェアしたくなる要素」を意識することが、拡散につながりやすくなります。
アルゴリズムの前に意識すべきこと

ここまで、表示回数を増やすためのポイントをSNS別にご紹介しました。
こういった数字を伸ばすためのテクニックを知ることは大切です。
しかし実は、数字が伸びても売上や問い合わせなどの成果につながらないケースも少なくないことをご存じでしょうか。
ここでは、その理由を掘り下げます。
アルゴリズムは「人」のために動いている
アルゴリズムはユーザーに長く・楽しくアプリを使ってもらうための仕組みです。
つまり、「長く滞在しよう」「また見たい」という意思決定をするのは、アルゴリズムではなくその向こうにいる「人」です。
だからこそ、意識すべきは単純にアルゴリズムを攻略することよりも、その向こうにいる人に「選ばれる・支持される」ことです。
数字が伸びても、届けた先の人の心が動かなければ、最終的な成果にはつながりにくいでしょう。
選ばれるために大切なこと
では、人に選ばれるアカウントになるために、何を意識すればいいのでしょうか。
そのひとつが、投稿に一貫性を持たせることです。
発信するテーマや対象が一貫していると、フォロワーから「このアカウントといえば○○」と認識されやすくなります。また、プラットフォーム側も「どんな人に届ければいいか」を判断しやすくなるため、アルゴリズムにも好かれやすくなります。
この一貫性の土台となるのは、「自社は誰に向けて、何を、なぜ発信するのか」という「発信の軸」です。
ここが一貫していると、ターゲットや投稿内容にブレがなくなります。
アルゴリズムや数字に振り回されそうになった時は、本当に大切なことは何か、届けたい価値は何か、立ち止まって考えてみましょう。
「投稿の方針が定まらない」「自社らしい発信って何だろう?」
「投稿内容がブレる」「何を発信すればいいかわからない」という場合、発信の土台となる「発信軸」を見直すことが、解決の近道になることがあります。
そんな方に、ゲーム感覚で発信軸が見つかるワークショップを開催中です。
まとめ

この記事では、SNSアルゴリズムの基本的な仕組みから、プラットフォームごとの攻略ポイント、そして数字に振り回されないための考え方について解説してきました。
アルゴリズムの仕組みを正しく理解することは大切ですが、意識するあまり「自社らしさ」を失ってしまっては本末転倒です。
アルゴリズムを味方につけながら、自社にしかできない価値ある発信を積み重ねていきましょう。
「発信軸の決め方がわからない」「何から手をつければいいか迷っている」という方は、弊社のワークショップで一緒に考えてみませんか?貴社の強みや想いを整理しながら、発信の土台づくりをサポートします。
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「投稿内容がブレる」「何を発信すればいいかわからない」という場合、発信の土台となる「発信軸」を見直すことが、解決の近道になることがあります。
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著者情報
NWS ライターチーム | mino


