
Instagramで商品やサービスをPRする際「タイアップ投稿って何?設定しないとダメ?」と疑問に感じたことはありませんか。
Instagramのタイアップ投稿とは、PRであることを公式に分かりやすく表示できる機能です。
近年はステマ規制(景品表示法)の強化により、PR表記のあり方がこれまで以上に重要になっています。特に企業が関与する投稿では、表示方法次第で“意図せずリスクを抱えてしまう”ケースも少なくありません。
そこで本記事ではタイアップ投稿と#PRの違いを整理しながら、初心者でも安全にInstagramのPRを行うためのポイントを解説します。
目次
Instagramでタイアップ投稿を使うメリット

まずはInstagramでタイアップ投稿を使うメリットを3つご紹介します。
ステマ規制(景品表示法)対策ができる
近年、ステマ規制が強化され「広告であることが分かりにくい表示」は問題視されやすくなっています。
#PRを付けていたとしても、表示位置や書き方によっては不十分と判断される可能性があるのが実情です。
その点、タイアップ投稿はInstagram公式の機能として投稿上部に「〇〇とのタイアップ投稿」と明確に表示されます。誰が見ても広告だと分かる状態を作れるため、ステマ規制に対応しやすい仕組みと言えるでしょう。
ユーザーに誤解を与えにくい
Instagramでは、多くのユーザーが投稿文を最後まで読まないという前提があります。
#PRが文末に書かれている場合、表示が省略されたり読み飛ばされたりするケースがあります。結果として、広告であることが伝わらないまま閲覧されてしまうこともあるのです。
タイアップ投稿であれば投稿を開いた瞬間に画面上部でPRであることが分かるため、ユーザーとの不要な誤解やトラブルを防ぎやすいのが特徴です。
企業としての信頼性・透明性が高まる
PRであることを正しく開示している企業は、ユーザーから「誠実」「安心できる」という印象を持たれやすくなります。
一方、隠すようなPRは一時的に成果が出たとしても、発覚した際にブランドイメージを大きく損なうリスクがあります。
タイアップ投稿を活用することで企業としての姿勢や情報開示への意識が自然に伝わり、短期的な集客だけでなく、長期的なブランド価値の向上につながるでしょう。
Instagramにおける#PRとタイアップ投稿の違い

Instagramにおける#PRとタイアップ投稿の違いを以下の表にまとめました。
| 比較項目 | #PR | タイアップ投稿 |
|---|---|---|
| 表示方法 | 投稿文中のハッシュタグ | 投稿上部に自動表示 |
| ユーザーによる見落とし | 起こりやすい | 起こりにくい |
| ステマ対策の強さ | 弱い | 強い |
| 公式性 | なし | Instagram公式 |
#PRはあくまで補足的な表示であり、それだけではユーザーに十分伝わらないケースがある点には注意が必要です。
一方、タイアップ投稿はInstagram公式の機能として誰が見ても広告だと分かる形で表示できる仕組みが整っています。
ステマ規制への対応や、企業としてのリスク管理を考えるのであれば、タイアップ投稿をPRの土台として活用するのが望ましいです。
Instagramで#PRだけだと危ないと言われる理由

Instagramで#PRだけだと危ないと言われる主な理由は以下の3つです。
ハッシュタグは最後まで読まれないことが多い
Instagramでは、投稿文が途中で省略表示されることが一般的で、ユーザーの多くは全文を開かずに内容を判断します。そのため、#PRを文末に記載している場合、表示自体が見られなかったり、読み飛ばされたりする可能性が高くなります。
結果として、広告であることが十分に伝わらないまま投稿が閲覧されてしまうリスクがあります。
「不十分」と判断される可能性がある
#PRを付けていれば必ず問題ない、というわけではありません。「どこに書くか」「どのような表現を使うか」によって、ユーザーや第三者の受け取り方は大きく変わります。
例えば、他のハッシュタグに埋もれていたり、意味が分かりにくい形で記載されていたりすると、PR表記として不十分と判断される可能性があります。
企業側に悪意がなくても、結果としてステマと誤解される余地が残ってしまう点は注意が必要です。
依頼した企業側も規制対象になる
ステマ規制では、投稿を行ったインフルエンサーだけが責任を負うわけではありません。
PRを依頼・関与した企業側も、表示内容に対して責任を持つ立場となります。「投稿者に任せていた」「細かいルールまでは把握していなかった」といった理由は通用しないケースもあります。
そのため企業側も表示ルールを正しく理解し、公式機能を使って適切に管理することが重要です。
Instagramのタイアップ投稿の簡単な流れ

企業がInstagram上でタイアップ投稿をするための手順を以下にまとめました。
- 企業アカウントをプロアカウントに切り替える
- 「ブランドコンテンツツール」でタイアップ設定をON
- 企業によるインフルエンサー承認
- 「ビジネスパートナーをタグ付け」という項目を選んで投稿(インフルエンサー側の作業)
一見すると手順が多く難しそうですが、一度設定すれば、毎回複雑な操作をする必要はありません。
重要なのは「タイアップ投稿を使う」という意識を持ち、公式機能で正しくPRであることを表示することです。
事前に設定と確認を行うだけで、ステマ規制への対応やユーザーとの誤解を防ぐことができ、安心してInstagramでのPR施策を進められるでしょう。
初心者がInstagramでタイアップ投稿をする際の注意点

初心者がInstagramでタイアップ投稿をする際の注意点を以下にまとめました。
タイアップ投稿の設定漏れがないか必ず確認する
タイアップ投稿は、設定を行わなければ投稿上に表示されない仕組みです。設定漏れがあると、広告であることが分かりにくくなり、意図せずステマと誤解されるリスクが高まります。
投稿前だけでなく投稿後も、投稿上部に「〇〇とのタイアップ投稿」と表示されているか、企業名が正しく表示されているかを必ず確認しましょう。
ステマ規制の基本ルールを理解しておく
ステマ規制(景品表示法)では、「消費者に広告だと分からない表示」が禁止されています。
重要なのは、規制の対象が投稿者(インフルエンサー)だけでなく、PRを依頼・関与した企業側にも及ぶ点です。
そのため「広告であることを隠さない」「誰が見ても広告だと分かる形で表示する」という基本ルールを、企業側として理解しておく必要があります。
ルールやガイドラインは定期的に見直す
SNS運用や広告表示のルールは「一度覚えておけば終わり」ではありません。ステマ規制の運用方針やInstagramの表示仕様は、今後変更される可能性があります。
過去には問題なかった方法でも、現在ではリスクになるケースもあるため、定期的に最新のルールやガイドラインを確認する姿勢が大切です。
まとめ

InstagramでPR投稿を行う際は、単に「#PRを付ければOK」ではありません。公式のタイアップ投稿を正しく使うことが、ステマ規制への確実な対策につながります。
特に初心者の場合、タイアップ投稿の設定漏れやステマ規制に対する認識不足といったリスクを完全に避けるのは簡単ではありません。だからこそ、Instagramの公式機能を活用し、誰が見ても広告だと分かる状態をつくることが大切です。
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著者情報
NWS ライターチーム | saori


